物価について

高い! ロンドンの物価は驚くほど高い。 ここ数年の間にうなぎ上りのようであるが、例を挙げると公共交通が馬鹿高い。もちろんホテルだって高いが。
地下鉄は安全、便利で東京の路線図とどことなく似ている。フットワークが非常に良いが なんと言っても初乗り料金が千円というのは驚いた。
料金はゾーン制。例えば 山の手線内をゾーン1とする。その周りに一回り大きな円を描いてそこをゾーン2としよう。さらに輪をいくつも広げてゆき、ロンドンの中心部から水の波紋のように輪を広げて10個のゾーンがある。ゾーン1内ならどこまで乗ろうと均一料金。ゾーンを跨ぐと料金が上がって行く。
現在1ポンドが255円。ゾーン1均一料金は4ポンド=千円。ちょいとそこまで往復すると二千円。冗談じゃない。。。と言う訳でデイリーパスというのを利用する。朝9時半以降に購入するとオフピーク料金が適用され、19時間ゾーン2以内乗り放題+バスも乗り放題のお得なパスであるが、これが5.20ポンド=千三百円程度か。ひと月以上は定期があるようだがそれでも高い。ちなみにバスの初乗りは5百円でこちらも一日乗り放題パス九百円程度。

庶民の足というには余りにも高くないか? TVのニュースでも言っていた。高すぎるバス運賃を下げるそうだ。

食費も高い。レストランの料金には初めから10%のサービス料が含まれてくる。日本食ファストフード店があったので覗いてみたらカツ丼や牛丼は千五百円、ラーメンも同じ。これをレストランで食べるとさらに10%アップ。別に日本食だから高いわけじゃなく、インド料理であろうがフィッシュ&チップスであろうが全て驚くほど高いんだから旅行者には困りものであります。食材だってかなりお高い。缶ビールでさえ四百円もするんだから 酔っぱらうほど飲む訳にもいかない。

といって賃金がそうそう高そうでもなかったから どうやってやりくりしているのだろうか。。。?
ウェイトレス募集の張り紙は時給千五百円だった。ここから税金が引かれると手取りはいくらになるのだろうか。。。


話はかわって、日本は英国から色々なものを取り入れていると実感。
学校制度や学生の制服、地下鉄の路線もしかり、そして懐かしくなっちゃう郵便ポスト。。。