9月27日にロンドン到着

NYから6時間10分で豊かな緑あふれるロンドンに来た。

上空からの景色はのどかな田舎というイメージだった。空港からロンドン市内中心までの電車車窓からは、レンガ...緑....煉瓦...森...そしてさらにレンガの建物だった。どの建物も本当にレンガで出来てるんだ〜〜と感心。

初日27日 ホテルの周りを散歩して 夕方パブでフィッシュ&チップス食べながらビールを飲んだ。
イギリス人にロンドンでの平均的な滞在費はいくらぐらいだと聞いたときに「それは何軒パブへ行くかによる」と真顔で馬鹿馬鹿しい返事を貰って笑ったものだが、本当に10mおきにパブがある。。。他のイギリス人はこう言っていた。「イギリスは雨ばかり。。が、傘は持たない。パブからパブへとつたって飲み歩いていればやがて濡れずに家にたどりつくからね」だそうだが うなずける。値段は東京のアイリッシュパブと同程度、特に安い訳ではない。

パブの男性用トイレはこんな風にワイドオープンで並んだ人が隣同士話しながら、隣同士のイチモツをチェックしながら?用をたすそうである。右手のステンレスの方。

泊まった宿は平均的なイギリスのB&B(ベッド&ブレックファスト)床がギシギシで廊下を人が歩くたびに目が覚めるような木造だったが結構快適だった。




28日〜30日

元々予約していたホテルへ歩いて移動。
バックパックを担いで歩くのもすっかり慣れて重さを感じなくなってきた。

ロンドンの町中は非常に治安が良い。地下鉄も路地も実に平和に感じる。もちろん殺人、窃盗事件も多いが、昼間は全く問題なさそうである。アメリカの大都市で感じる『やばい』感じがない。人種も多種多様。これだけ色んな人種を受け入れてしまうとすでに差別という感覚はなくなってしまうような気がする。すれ違う人達の顔を見るのが楽しい。驚くほど色々な表情と目と皮膚の色、皆が皆 全く違うので飽きない。ある種驚き。イギリス人って寛容なのかなぁ。多様な人種と文化を受け入れ吸収している。とても居心地が良い。

大江戸線を思い出す地下鉄。小型で天井が低い。地下鉄構内のパフォーマンスはプロ並みに上手い人ばかり。オーディションがあるので上手いのは当たり前か。音響効果も抜群。

駅構内 
 


28日は雨 

ピカデリーサーカスからメインストリートを散策。いっきに季節は冬でありったけの防寒着を着込む。
雨脚が強くなったので英国美術館へ避難。美術館/博物館はただなんですね。

いいなぁ、太っ腹だなぁ、イギリス。こちらでもエジプト展をやっている。NYのメトロポリタンとだぶるね。。。


夜、現在開催中のラグビーワールドカップの”イギリス対トンガ戦”をパブのTVで見た。イギリス紳士が大声を上げて応援している。初老のイギリス紳士はとてもとても可愛いらしい。礼儀正しく静かでニコニコしている人が多い。トイレを探していたとき、後ろから大きな声で「そこの右」と教えてくれた。振り返ると満面の笑みだった。かわいい。。。ものを訪ねる時も実に紳士で、あのイギリス英語が心地良い。イギリス英語で特筆すべきは、センテンスの最後に「Yes?」と付けるところである。例えば、「大人二人で二泊の滞在ですね。Yes?」と語尾が上がってセンテンスが終わる。疑問文というより、すでに自己完結していて、なんとなく面白い。「Yes?」と聞かれると思わず「Yes」と答えそうじゃないか。(だいたいの場合はイエスなんだけど。。。)

29日は土曜日でCamdenのフリーマーケットへ。観光客に混じってロンドンッ子も買い物している。実にロンドンッ子的なファッションであるが、原宿を思い出す。。。丁度あんな感じなのである。



その後 もっとも観光客らしくBigBenを見に行った。しばし散策。奴豚が風邪気味で鼻水が止まらなくなってしまいホテルに戻って休養することにした。気候の違いで体調を整えるのが難しい。



レンガの家々を見下ろす。表の道路に面しているのはのっぺりした玄関で、どこのお宅も裏庭がある。小さいながら週末はあちこちの家で旦那さんが芝刈りをしていた。灰色の空の下。。。


歩いてたら警備の人が沢山いるビルの前を通りかかった。奴豚が言う「007の本拠地じゃないか!」ここにあのMとかいるのね?と勝手に映画と混同させる。ここがジェイムスボンドの本部とされている諜報部員の本拠地。スコットランドヤード。。。その夜 ニュースで007映画で歴代の秘書役を演じた女優さんが亡くなったと言っていた。。。