美術館の一日

Pig-Cow20072007-09-20


A列車で行こう」♬(ジャズの有名なタイトル)のA地下鉄に乗って The Cloisters (美術館)に行ってきた。
ここは先日メールでワニ兄さん(別名:KK またの名を忍者K信君)からオススメしていただいた場所である。(感謝)
ちなみにA trainとは地下鉄の急行路線であった。マンハッタン方面からハーレムを通り北の端っこまで走っている電車で、恐ろしく駅をすっ飛ばして走ってくれるので 宿からクロイスター美術館まではあっという間であった。
流石に途中から電車はがら空き。車両には我々だけになってしまった。

このクロイスター美術館は メトロポリタン美術館の別館になっているので同一日であれば どちらかに入館料を払えば両方見る事が出来るとあって 開館と同時にクロイスターへ行き、そのまま午後はメトロポリタンへ移動することにして 今日は一日美術鑑賞に当ててみた。



入館料を払うとバッジをくれてこれをつけていればどちらも入場フリーパス



クロイスターで心引かれたイメージ: 下

入り口からすぐの回廊


静寂が美しい

これらは要するに柩(お棺)

すばらしい細工の水差し アップ 目の石が美しい

全体の姿

貴金属は富の象徴だけではなく 力の象徴でもある



展示品もさることながら ここはこじんまりとまとまった庭が各所に配置されて とても良く手入れされていて 本当に美しい。
数々のハーブと木には各種の実がなっていた

クロイスター外観 (まさに修道院的外観 = クロイスターとは修道院や回廊という意味であるらしい)

展示品すべてがフランス、スペイン、イタリアなど 宗教色強烈な、ヨーロッパからのものであった。美術館が作られたのが1938年ということだが、借り物のようであるなぁ。美術館というものはそういうものではあるけれど。。。訪問されたことがある方はいかが思われましたかな? 
ちなみに奴豚は途中で眠くなって、庭で昼寝しちゃってました。子供の頃に学校で習った教科書を見ているようだった。。。からだそうだ。




さて、またA Trainですっ飛ばしてメトロポリタンへやってきました。

最初に目に留まったのが ”眼 ” だった。(駄洒落じゃないっす)



メデューサの首を持つペルセウス


ただの緑好きなんです。。

あまりに有名といえば有名な ジョージアオキーフの絵(これは骨のシリーズから)も数点展示されていました。


エロティックすぎると賛否両論の 黒い百合 も展示されていました。
何かの被写体を限りなくクローズアップするとどことなくエロティカルになるのかもしれません


本人は美形だったのですね。


古代エジプト展も開催されていました


美術館の外には露天が沢山。仕事する主人を辛抱強く待っているワンちゃんの図