前回の日記で書いたが カリフォルニア運転免許取得大作戦中である。

ちなみにご存知ない方にまず基本的免許取得プロセスをご説明いたします

北米に於いては免許を取りたいと思ったら16歳以上の市民はまず運転免許センターで筆記試験を受けます。これは予約しなくても平日ならいつでも可能です。
身分証明所を持参して申込書に記入しそれが問題なく受理されれば27ドル支払い、すぐに視力検査、写真撮影と指紋採取。間髪おかずに筆記試験問題用紙をもらってオフィスのはじっこにあるオープンコーナにて静かに筆記試験を受けます。例えると 立ち食いソバのカウンターに問題用紙をもらった人達が 適当に間隔を空けながら立ったまま、(いくつか椅子もあることはある)設置されたボールペンを手に、好きなだけ時間をかけて 三択の問題に×をつけていきます。
問題用紙は色々あって 隣同士に立った人が同じ問題にならないよう バラバラの用紙が配られます。どの用紙にも36問の質問があり ちょっとずつ内容が違っています。ハンドブックさえ目を通していれば それほど難しい内容ではありませんが、ま、英語の取りようが違ったり ちょっと考えすぎたりすると うっかりミスります。36問中 7問以上間違えてはいけませんが、名前を呼ばれて 「はい、もう一回」と言われて その場で別の問題用紙をもらってすぐにやり直すことが可能です。かなりカジュアルでいい加減な雰囲気ではありますが、そんなもんです。
興味のある方はオンラインのサンプルテストを受けてみて下さい。こちらです。
http://www.dmv.ca.gov/pubs/interactive/tdrive/clc2written.htm

筆記に受かるとその場ですぐ指導付き運転許可証の紙切れをくれます。これさえ貰えばあとは免許を持った人に助手席に座ってもらい その時からすぐ路上運転訓練が開始可能です。仮免ってことでしょうか? まったく経験のない人もこの紙さえあれば 路上でトロトロ練習を開始します。

と言う訳で私も助手席に乗ってもらい 毎日朝から晩まで運転の訓練をしておりました。
日本に『地獄の特訓』だったか合宿免許取得所みたいなのがあったと思うけど あんな感じです。
お陰で10年のブランクからすっかり立ち直りました。とは言え、首都高はまだ無理かもしれないけど。



そこで今回の私の相棒を紹介します。

じゃ〜〜〜〜〜ん!!!!!!! TOYOTA プリウス やっぱ日本車はトヨタでしょ。。。??  
え? それぞれの好み?  ま、いいや。






これで試験にのぞみます。 駄目でもともと 当たって砕けろでしょ。


ところで何故免許を取ろうとしているかと言うと、日本の免許を更新し忘れて失効させてしまったのですね、要するに。
21歳の時にやはりカリフォルニアで取った免許でした。当時はもっともっと楽に取れました。ちなみに当時取得にかかった金額は $3.75。当時のレートで約700円。(今回は$27.00) まぁ700円で取った免許ゆえにって言ったら語弊がありますが、日本での運転が怖くて怖くて ほとんど運転出来なかったけどね。