やってきましたウシュアイア
5時45分 LAN航空は我々を乗せて定刻に離陸した。 やれやれ一安心。。。 これで3月16日のウシュアイアマラソンには間違いなく参加出来る。
飛行機の窓からパタゴニアの山並みが見えて来た。
山は険しく雪に覆われている。着いたら小雨。気温6℃。でもそれほど寒さは感じない。空港からメインストリートまではすぐでタクシー15ペソ。予約していたB&Bは豪華で綺麗であった。(こんなに贅沢していいんだろうか。。。)ピークシーズンなので安めの宿はすでに予約で埋まっている。焦る事ない、これから5週間もいるのだからのんびり他の宿を探して歩こう。
まずは町の中心へ。
片方がハスキーの目、もう片方がシェパードの目。この遺伝子が多いようである。
放し飼いの犬が多く、なつこくついてくる。のっけから犬の散歩状態で二匹を引き連れて楽しいお散歩になった。店に入っている間はドアの外できちんとお座りして我々を待っている。可愛い奴ら。何が気に入られたのか我々と行動を供にすることにしたようだ。
町の中程の写真。坂の町。段々になっている。
さて、まずは肝心の南極クルーズ探し。
本日表紙ページのカウンターが1000ヒット! 応援いつもありがとうございます。
安くて美味しくて雰囲気良し
ブエノスアイレス市内は車も排気ガスも人も多い。うるさいし息苦しい、まして今は夏で暑苦しい。道路は穴ぼこと犬の糞だらけで上を向いてなど歩けやしない。注意していないと深い穴に落ちてしまう。だが、これはなにもブエノスアイレスに限ったことではなくどこの大都市も似たり寄ったりである。
暑い一日を終えバーでハッピーアワーのビールを飲む至福の時を思えば そんなこたぁ大したことではない。ご当地ビールはとても美味である。おつまみも美味しい。そして値段は懐にとっても優しい。食事にしろ、昨年から物価が急激な値上がりを続けているらしいがそれでも我々には嬉しいプライスである。店の雰囲気も大変よろしい。
気に入ったバーで今日も夕げのひとときを楽しんでおりまする。
明日早朝、いよいよウシュアイア入り(予定)(謙虚に謙虚に。。。焦らず我慢)
ブエノスアイレスはヨーロッパ?
バックの底にラン航空のチケットを大切にしまい込み鍵をかけ、部屋のクローゼットにも頑丈に鍵をかけ、貴重品も隠しまくってさてひと安心。8日早朝の出発までは観光してればいいんだもんね〜〜。ということで セントロ(市内)から美術館へと向う。毎日良く歩く。午後の日差しは暑く、牛美はバテております。。。
ブエノスアイレスの町並みはヨーロッパの影響を大変濃く受けていて、奴豚にとっては古巣に帰った気分のようでかなりリラックスしている。ツーリスト然とした浮きまくりの牛美とは反対にすでにローカル化している。まるでマルセイユに居るみたい、なのだそうだ。
というわけで本日は観光に出掛けて来ます。
美術館無料でした。
ヨーロッパの絵画が多かったです。展示数は少ないですがこじんまりしていて落ち着きます。
展示作品の中で一番気に入ったのがこれって言ったら笑われます?
何故か心ひかれた可愛いい彼。
アルゼンチンらしいカップル。
皆さん よく地べたでくつろいでます。
アルゼンチン人は犬猫好き。町中に犬がいて、ドックウォーカーはいい商売のようです。公園には猫が沢山います。
暑くて昼間は一様に死んだように寝ています。。。
ウシュアイア行き確保
チケットをキャンセルされたことがどれほど悔しかった事か、奴豚はネットとにらめっこして昨日 出発日が早い席をゲットすることが出来た。先日アルゼンチン航空のオフィスで予約を入れた14日発をキャンセルしてラン航空で8日に飛べる事になった。まだ乗ってみないとわからないが。。。
ラン航空のオフィスで畳み掛けるように確認した。ついでにクレームをレポート用紙3枚にわたって記入し今回の差額分と予約入れていたウシュアイアのホテルのキャンセル代金を返せと交渉してきた。隣の客も同じ様にクレーム用紙を記入中。実は今回の失敗、我々のせいではなかったし、我々だけではなかったのである。
何度も「絶対乗れるだろうねぇええ。」と確認する我々。「これで乗れなかったら戻って来て暴れてやる!」と窓口係の感じのいいお兄ちゃんを脅かしてラン航空を後にした。手にはチケットを握りしめて。
この国では何かを欲しいと思ったら実際に手にするまで安心してはいけない。口約束など有り得ないのである。
と言う訳で気分が良くなり観光客に戻る我々。友人宅を出てセントロ(市内中心)のホステルに移動。なかなか快適。(詳細は宿情報にて)
世界で最も幅広い道路と呼ばれているセントロ中心。片側に9車線もある。
ブエノスアイレスはよい町です。
大!大!大失敗!
ありえない!失敗をしてしまった。。。
ラン航空に2ヶ月以上前から予約を入れ、リコンファームまでしたウシュアイア行きの格安チケットをキャンセルされてしまった。
支払いのクレジットカードがトラブったようなのである。「そんなぁ〜、馬鹿な〜!」というより「何を馬鹿なことを言ってるんだ。ありえないだろう、そんなこと!!!」と夜明け前の空港カウンターで怒鳴ったって泣いたって 『あんたらがアホなんでしょ』という顔をされて取り合って貰えなかった。。。
何がショックかと言うと 心配になってわざわざ昨夜の21時半にタクシー飛ばして空港へ来て確認を入れたにもかかわらず。。。なのである。悔しくて怒っても泣いても諦めきれない。。。とは言いながらも牛美は実はとても冷静だったのだが、奴豚の落ち込みは大きかった。。。
多少なりともスペイン語の話せる奴豚が慣れない電話でリコンファームを入れ、さらに空港カウンターでお姉さんに確認してもらって、じゃ明朝ね、と笑って別れたから余計である。お姉さんの言葉を鵜呑みにした我々もいけなかった、もう一歩つっこんで確認するべきだった。「大丈夫よ」と言われても信じるべきではなかったのである。アルゼンチンという国はそういう国なのである。平和ボケしている我々の思考をハンマーでたたき割られた朝の大事件でありました。
超満席なので次の空席が出るまで10日間以上ブエノスアイレスで足止めを食っています。。。
あぁ、南極が遠のいていく〜〜〜
お肉パワー
知り合いの家はパレルモ地区というちょっと郊外でお洒落なエリアにあり治安も良く静か。
線路をはさんで片側が(パレルモ)ソーホー、もう片側を(パレルモ)ハリウッドと呼び、ソーホーはどちらかというと店が多く、ハリウッドはレストランが集中している。週末の人出も多いが、それより多いのが夜中の人口。22時近くまで明るいこの地ではレストランが開くのは20時以降で夕食は21時頃から始まり、ワインを飲み肉を食べ 延々0時頃まで食事が続く。その後 ちょっとバーへ、ということになり3時のご帰宅はまだまだ地元の人と比べると早い方である。地元の皆さんのパワーは凄い。これは肉を主食とすることから来るのか。。。 朝まで遊んでも翌日は普通に仕事へ行き、午後のシエスタ(昼寝時間)で疲れを取り戻すのだろうか。。。 ついて行けない。。。 我々の場合まず肉が続くとお腹が辛い、深夜0時を回ると身体が辛い、時差ぼけか寝不足か分からない状態が続いている。
だが地元の皆さんは老若男女 皆肉好きでそれも大量に摂取している。内臓のしくみが違うのだろうか。。。
タンゴを見に行ったら 年配の方達が集まり始めたのは0時過ぎで バンドが入ったのが2時半だった。さらに佳境へと突入し、ダンスフロアに熱気が上がったのは3時を廻った頃だった。
ローカルが集まるタンゴフロア。
プロのショーと違って一般客がフロアで踊るバーであったが 地元の皆さんを身近に感じられ 庶民のタンゴが堪能出来た貴重な経験でありました。
ブエノスアイレスの夜は更けて。。。酔いが回って。。。
こんな所見たりあんなとこ行ったり。。。